まだ音楽歴が浅かった頃、
当時習っていたピアノの先生に
市販されている
ショパンのエチュードの自筆譜ファクシミリ版を
見せてもらったことがあります。
それを一緒に見ながら
「素晴らしいね」
などと言われたのですが、
正直、当時は素晴らしさが分かりませんでした。
歴史上、極めて大切な作品だということも気付いていませんでした。
しかし、自分が専門的に作曲をはじめて
作曲の喜び、大変さ、
作品がずっと残ることの難しさ、
などのあらゆることを知ったら
クラシック作品をもっと大切にできるようになったんです。
また、
純粋に「楽譜」というもの自体が
より好きになったことも大きい。
便利なツールであることを改めて感じたり、
書法として「自分の譜面」に見える方向へもっていけるような哲学的な面もあったり、
楽譜に書けないこともある不完全さを知ったり。
そういった面すべてを含めて
楽譜というものの魅力は大きいですね。
普段作曲をしなくても
演奏を通して似たようなことを感じることも
あるのではないでしょうか。
◉ 大昔の作品の手書き譜が見れること
◉ そういった作品の美しく浄書された楽譜が手に入ること
◉ 紙の質や厚さを感じながら楽譜をめくれること
◉ そういった作品の美しく浄書された楽譜が手に入ること
◉ 紙の質や厚さを感じながら楽譜をめくれること
こういった、
小さなことのようで
また、当たり前のことのようで
実はものすごく恵まれたものを享受していることに
毎日もっと喜びを感じるべきです。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント