具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、79-81小節)
ここでは、左手パートの下側へ実線カギマークで示したように
C-durの「S(サブドミナント)」「D(ドミナント)」「T(トニック)」
が形成されています。
したがって、
80小節3拍目で和声が変わるので
丸印で示したH音がバス音であり、重要です。
一方、左手パートの上側へ点線カギマークで示したようにとってしまうと
バス音と勘違いしたA音が2回強調されてしまい
和声進行が変わってしまう。
たしかに、伴奏音型的には惑わされてしまいがちなので
譜読みのときに注意する必要があります。
重要なのは、
ここはC-durのS→D→Tになっているということ。
それさえ見抜ければ、
バスの位置を間違えることはありません。
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