今取り組んでいる作品の中に
上手く弾けないところがあるとします。
その場合、
ちょっとしたところであれば
単純に練習を重ねるだけで克服できますが、
そのやり方では行き詰まる場合もあるでしょう。
上手く弾けないところを何とかするのには手順があります。
「現状把握が先。そのあと、具体的な手を打つ。」
このようにしてください。
そうしないと、
極端な例えですが
収支がマイナスになっている理由を特定しないで
ただ節約を始めるのと同じこと。
すぐできることに取り組むだけでなく、
大元の原因を把握しないと
ぜったいにまた同じことが起こります。
例えば、
特定のパッセージにつまづくケースで
原因が「運指」にあるとしましょう。
その場合は、
① 運指が原因かもしれないと検討をつける
② 運指のどこが問題なのか突き止める
③ 運指の再検討&決定をする
④ 新たな運指でていねいにさらう
② 運指のどこが問題なのか突き止める
③ 運指の再検討&決定をする
④ 新たな運指でていねいにさらう
これだけの手順を踏んでいくことになる。
このようにすると、
手間はかかりますが
大元の原因にアプローチするわけなので
改善に向かう可能性が上がるでしょう。
あるパッセージが速く弾けない場合も
◉ 運指が原因なのか
◉ 指の動きが大きすぎるのが原因なのか
◉ 音楽的な理解が浅いのが原因なのか
◉ 覚えにくい音型ゆえ混乱してしまうのが原因なのか
◉ 特定の一部分で転んでいるのが原因なのか
◉ 指の動きが大きすぎるのが原因なのか
◉ 音楽的な理解が浅いのが原因なのか
◉ 覚えにくい音型ゆえ混乱してしまうのが原因なのか
◉ 特定の一部分で転んでいるのが原因なのか
など、
大元の原因を探し出すことが先決。
「それができない」ではなく、
できるようになろうと挑戦してください。
とにかく、
上手く弾けないところを何とかするためには
真っ正面からぶつからないで
現状把握をすることが最優先です。
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