【ピアノ】ダンパーペダルを使うか使わないかの自分なりの基準をもつ

スポンサーリンク
コンペダルでもノンペダルでも
いちおう成立してしまう場面で
どちらにするかどうかを判断する
自分なりの基準をもつことが重要です。

 

「学習者のためのピアノ演奏の解釈」 著 : ジョーン・ラスト 訳 : 黒川武 / 全音楽譜出版社

という書籍に

以下のような文章があります。

(以下、抜粋)
耳の敏感な人は、
心理的に必要な瞬間で、
ペダルが使われないのは、
ペダルの使いすぎと同じ位の害があることに気がつくはずである。
(抜粋終わり)

 

ここで述べられているのは、

「出来ているか出来ていないか」

といった段階を越えて、

「いちおう成立はしているものを、もっと良くするためにはどうしたらいいか」

という観点の内容。

 

学習を重ねて耳が開けば開くほど

ペダルの使い方に敏感になってきます。

それまでの自分では

濁っていても気にならなかった部分が気になりだして

ペダリングを再考したり、

ペダルを踏んでいなかったところに対して

求めている表現と比べるとサウンドがドライ過ぎると

気になりだしたり。

 

日頃、特に後者には

どうしても疎くなりがち。

まずは

【ピアノ】ペダルを踏んでも踏まなくても成立するところでどうするかを決める力の養い方

という記事を参考に、

ペダルを踏んでいるときのサウンドと

そうでないときのサウンドを把握することから

始めてみてください。

そして、

コンペダルでもノンペダルでも

いちおう成立してしまう場面で

どちらにするかどうかを判断する

自分なりの基準をもつことが重要です。

 

「どこでペダルを用いるか、どこで用いないでおくか」

こういったことに

今まで以上に敏感になるよう意識しましょう。

 

 

◉ 学習者のためのピアノ演奏の解釈  著 : ジョーン・ラスト 訳 : 黒川武 / 全音楽譜出版社

 

 

 

 

 

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
ペダリング
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました