行動は早いほうがうまくいくことが多いのですが、
「少しだけ様子を見る」
ということを重視すべきケースもあります。
例えばつい先日、
楽譜浄書ソフトとして圧倒的定番とされていた
「Finale」のサービス終了がアナウンスされ、
大きな話題となりました。
このようなときは
大急ぎで別のソフトを購入してしまわずに、
いったん無料トライアル版などで学習を始めるべき。
数週間だけでいいので
少し様子を見るべきなんです。
その間に、新たなアナウンスがあるかもしれません。
その間に、この話題に乗っかるべく
現在無料トライアルで学習しているソフトが
セールを始めるかもしれません。
その間に、乗り換えるべきソフトの比較記事を
専門家が出してくれるかもしれません。
ソフトウェアというのは
一気に短期間で習得してしまったほうが効果的に身につきますが、
それは無料トライアル期間にやってもいいんです。
過去に無料トライアルを使い終わっているのであれば
とりあえずFinaleを使いながら
数週間だけ様子を見ればいいんですよ。
「いますぐにPCからデリートします」
と言われているわけではないのですから。
あまりにも様子を見過ぎていてはいけませんが、
焦ったときこそ
少しだけ時間を挟むように心がけましょう。
このようなことは
音楽以外の日常生活にも言えますね。
例えば、
早速、飛行機と前泊の宿を予約したら
次の日に
「約束を、3日だけ後ろへずらしてもらえるかな？」
などと連絡が来て
キャンセルを余儀なくされる。
予約済みのところから
キャンセル料金を取られてしまう。
などといったもの。
何かが決まったり発表になった直後というのは
変動が起きやすいんです。
特に個人対個人の場合、
直後だと、相手も悪びれなく変更をお願いしてきます。
あまりに予約を先延ばしにしても
良い飛行機や良い前泊宿はなくなってしまいますが、
もし旅行までにある程度の期間があるのであれば
日程などの決定からせめて2-3日だけでも様子を見てから予約をするべき。
とにかく、いますぐに動かないといけない場面でない限りは
「少しだけ様子を見る」
ということを重視するようにしましょう。
その後にガンガンに行動すれば
一時的に行動が遅くなっても構いません。
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