【ピアノ】本当に起こった、音大実技試験でのトラブル 4選

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本記事では、
小休憩(coffee break)として、読み物的な内容を。
私が審査員の1人として参加した
音楽学校の実技試験において
目の前で本当に起こったトラブルを紹介します。
今回は、
「暗譜がとんだ」などといった
一般的な演奏トラブルの話は割愛します。
あなたの本番の対策としても
活かせることがあるかもしれませんよ。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

■本当に起こった、音大実技試験でのトラブル 4選

♬ 練習していない楽曲を求められ、泣き出してしまった受験生

 

入学試験でのことです。

入試の実技課題曲として

「J.S.バッハ : 平均律クラヴィーア曲集」も含まれていました。

もちろん、プレリュードとフーガのどちらも演奏するのですが、

演奏時間の関係から

プレリュードを省略してフーガだけを演奏するように

実技試験当日のその場で言い渡す年もあったのです。

 

それが、受験生の中で噂になっていたらしく

「フーガしか課されない」

と思い込んでいた受験生がいたのです。

しかし、

その年はプレリュードの省略はせずに

審査がおこなわれました。

事実が分かった途端、

該当の受験生が試験室で泣き出してしまったのです。

 

その場で事情を訊き出しましたが

もちろん、課題に書かれていたものを演奏しなかったのですから

入学試験を通すことはできませんでした。

 

併願をしてさえいれば

他の学校の試験でプレリュードが課されるはずなのですが、

おそらく併願していなかったのでしょう。

 

♬ 最低演奏時間に届かなくて、追加演奏を求められた学生

 

定期試験でのことです。

「ショパン:ピアノソナタ第3番」を

1-3楽章まで演奏した学生がいたのです

なんと、規定の最低演奏時間に少し届かなかったのです。

 

そこで、審査を取りまとめている先生が

「続けて、4楽章も演奏してください」

と指示。

事前の曲目提出では「全楽章」と提出されていたので

なんとか演奏はしたのですが

ほとんど練習していなかった様子で

決して良い出来ではなく

全体の採点に大きな影響を与えました。

 

時間制限的には

「第3楽章が終わったら絶対に切ってくれるだろう」

などと思っていたのでしょう。

正直これは、

日頃指導している実技の先生にも

責任があると感じた出来事です。

 

♬ 提出曲目と演奏曲が異なり、失格になった学生

 

これは

定期試験で割とよくあるトラブルです。

演奏曲目として事前に提出された楽曲表と

当日に演奏された楽曲が異なっているというもの。

 

仕上げが間に合わなくて変更したのではなく、

「純粋に勘違いしていた」

というケースがほぼ100%を占めます。

 

そもそも審査対象にならないので失格です。

追試で対応してくれる学校であれば

留年はまぬがれますが…。

 

特に

「あまり知られていない楽曲」

「組曲の中の1曲で、楽譜の最初にタイトルが書かれていない楽曲」

などを選曲した際に

こういったトラブルが起きがちです。

 

個人が作成したまとめサイトや

個人が投稿したYouTube音源などでは

タイトルと内容が異なっていることもあるので

重要な提出物への記載で参考にするのは危険です。

「ピティナ・ピアノ曲事典」は

楽曲数が多い上に

ピティナが運営しているだけあって

比較的信頼性が高く、

私自身もあらゆる場面で活用することがあります。

 

♬ 試験室でホチキス製本を始めて、年配審査員を怒らせた学生

 

私が教えている学校のうち

ある一校では

「楽譜が手に入りにくい作品(一部の現代曲など)を演奏する場合には、楽譜を提出しなければならない」

という決まりがあります。

 

とある男子学生。

試験室に入るなり

審査員の目の前でホチキスを取り出し

その場で製本を始めたのです!

さすがの私も頭にきましたが、

とある年配の先生は

直接つよく注意しました。

 

まず、

製本が必要なのであれば

審査員から見えない場所で済ませてくるのが基本です。

それに、針の出る可能性があるホチキスで製本するのはマナー違反。

とあるコンクールの楽譜提出では

「製本テープを使っていたとしても、ジャバラ製本は認めない」

という決まりがあるほどです。

 

細かいマナーのように感じるかもしれませんが

「試験を受ける」

というのはそういうことなのです。

 

ーーーーーーー

マナーに関して少しだけ補足します。

最近はネット動画などで

大人が輪を作り

「あいさつをすべきか、しなくていいか」

などという議論をしていて、心底あきれます。

すればいいんですよ。

一回でも抜けたらマナーの無い人になります。

ピアノに関しても

公に出る場合は

「あいさつ」や「製本」などの最低限のマナーは徹底しましょう。

 


 

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