【ピアノ】思っていたテンポと実際のテンポとのギャップ

スポンサーリンク
演奏をICレコーダーなどで録音して聴いてみたときに、
「(速いテンポの曲で)思ったよりテンポが上がっていなかった」
「(遅いテンポの曲で)思ったよりテンポがせわしなくなってしまっていた」
こういったことを感じたことはありませんか?
「ピアノの発表会などで緊張すると、知らずのうちにテンポが上がってしまっていた」
という経験もあるのではないでしょうか。
今回は、
こういった現象について取り上げます。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

先ほどのような

「思っていたテンポ」と「実際のテンポ」との「ギャップ」

が生まれてしまうのは、

「自分の音を客観的に聴くことができていないから」

これが理由です。

 

このギャップを埋める練習をするのが

上達に直結していることは

いうまでもありません。

 

「こういった感覚で弾くと、これくらいのテンポで聴こえるのか」

などと、録音をチェックしながらその都度反省していく。

その積み重ねで

少しづつギャップが縮まっていきます。

「ギャップが縮まる」

ということは、

「自分が想像している音楽と実際に弾いている音楽が近づく」

ということでもあります。

 

シェーンベルクは、

「作曲の基礎技法」という書籍の中で

以下のように語っています。

およそ、良い音楽家になりたいと思うのならば、
「内面の耳」、すなわち、耳によるイメージ、
つまり、想像で音楽を聞く能力をそなえていなければならない。

これは、作曲をしている学習者に向けられた言葉ですが、

演奏にもそのまま当てはまるような名言です。

「こういったような音を出したい」

という自分の想像がなくては、

もとよりそのような音を出すきっかけすら作れないのです。

 

今回は、

「想像で音楽を聞く能力」のファーストステップとして

「テンポのギャップ」について話題にしました。

ICレコーダーがあれば

どなたでも独学できる内容です。

 

テンポキープについては

他にもいくつかコツがありますので

以下の記事を参考にしてください。

【ピアノ】テンポキープできるようになる練習方法

 

「作曲の基礎技法」著:シェーンベルク  音楽之友社

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」 もっとピアノが上達したいあなたへ

 

「Kindle Unlimited」をご存知ですか?

私が執筆している数百冊のピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

「初回30日間無料トライアル」を使って、

ピアノをもっと深く学んでみませんか?

もし合わなければ、いつでもすぐに解約可能です。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました