【ピアノ】テクニックの選び取り方

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本記事では、
身に付けたテクニックをどのように使うかということを
話題にしています。

 

以前に次のような内容の記事を書きました。

「表現したいことが出てくると、
それを表現するために必要なテクニックが必要になる。
”テクニックか表現” ではなく ”テクニックと表現” 」

この内容からも読み取っていただけると思いますが、

今回お伝えしたいのは

「色々な手を知っていた上で、
自分が必要だと思うものを瞬時に選び取る判断が必要」

ということです。

たくさんの楽曲に触れると、

様々な力がついてきます。

しかし、

それをいつも全て使うわけではないのです。

当然と言えば当然のことなのですが

「今どのようなテクニックを使用しているのか」

これを判断できるようになると、

ある表現をしたい時に

どんな基礎練習をすればいいのかわかるようになります。

 

例えば、

リスト「スペイン狂詩曲 S.254」

の曲頭の左手トレモロで

仮に「ティンパニのロール」を表現したいとします。

その場合、

ロールでしたら通常は

「アンカウンタブル(連打回数が決まっておらず、とにかく速く入れる)」

で演奏するので、

高速な指の動きが必要になってきます。

そこで、運指を決定した上で

「”親指を含んだ” トレモロのテクニックがもう少し積まれないといけないな」

などと判断し、そのテクニックを鍛えます。

 

このように、

特に独学の場合は

ある表現をしたい時に

どんな基礎練習をすればいいのかを自身で判断することが

重要になってきます。

このようにして、テクニックを選びとっていくのです。

「その表現では、どのようなテクニックを必要とするのか」

この観点を忘れずに練習していきましょう。

 


 

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