歌や器楽の伴奏をするときは
決して主役を邪魔しようとは思いませんよね。
主役が少しでも良いソロを披露出来るように、
少しでもステージ上で輝けるように、
「音色」「ダイナミクス」などを考えることと思います。
しかし、
ソロ演奏になった途端、
伴奏部分が必要以上に出しゃばっている演奏は
非常に多いように感じます。
「ピアノ伴奏」と「ソロにおける伴奏パート」は
まったく同じものではありませんが、
「主役をひき立てるべき役割である」
という点では同様です。
メロディと拮抗していくべきときはあっても
原則は「サポート役」なのです。
ソロ演奏でも例外なく、
それぞれの音やパートが
どんな役割で書かれているのかをよく考えましょう。
という記事では、
「役割分担をみる」
という、楽曲分析方法の基礎をお伝えしました。
役割分担を理解し
それを踏まえて演奏することで
今回指摘したような問題は起こらなくなります。
ちなみに、
メロディを自信なく弾いているために
伴奏が大きく聴こえてしまっているケースもあるでしょう。
「役割分担を意識しても伴奏がうるさくなってしまう」
と感じる方は
他の要素とのバランスをチェックしてみると
解決策が見つかるかもしれません。
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