【ピアノ】伸びてきた生徒との距離感の難しさ

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本記事では、
小休憩(coffee break)として、
日頃の指導で感じていることをシェアしたいと思います。
読み物的な記事です。

 

私が日頃レッスンをしていて感じることの一つが、

「伸びてきた生徒との距離感の難しさ」

です。

「えっ、今まで通りでいいじゃん。」

って思いますよね。

そうなのですが、

私も人間ですから

「もっと伸びて欲しい」

と思い、力が入りそうになってしまうのです。

…とここまではいいとして、

問題はこの先。

 

伸びてきた生徒の中には

なぜか、

実はあまりやる気がなかったり、

違うことに心が移っていたり、

というケースがあるのです。

それほど必死にやっていなくても

「要領」や「のみ込み」が良いと

伸びてくる方も一定数います。

 

そういった方にとって

指導者側から期待していない熱が伝わってくると

重圧に感じてしまう場合があるようです。

これは実際に

卒業した学生から告白された内容です。

 

もちろん、

伸びてきた上にものすごくやる気があって

「補講お願いします!」

などと言ってくる生徒もいます。

結局は、

伸び方に関係なく

一人一人と向き合うべきなのだと実感しています。

 

少し極端な話をしますが、

例えば、

音大の「作曲科」の中には

ピアノがものすごく上手い学生がいるケースもあります。

ざっくばらんな言い方ですが

ピアノ科の学生より余程上手く演奏する学生がいたりします。

そうすると、

その作曲科学生の「副科ピアノ」の先生は

ピアノ関係のコンクールやオーディションなどに

その学生を出そうと必死になるケースが後を経たないのです。

しかし、

当の学生は

作曲を専門に学んでいてそちらに腰を据えたいために先生と衝突した、

というケースを度々耳にします。

 

このケースも「どちらが悪い」ということではなく、

お互いに会話するなりして

目的地を確認すれば衝突は避けられることですよね。

 


 

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