【ピアノ】選曲によって自分の殻を破ろう

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本記事では、
入門が終わった段階以降の学習者を対象に
「選曲によって自分の殻を破る重要性」
をお伝えしています。
“表現” の殻を破る方法として書いた、
【ピアノ】大げさにやってみて殻を破ろう
という記事の補足的内容です。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

私が一番嫌いなのは、

音楽に対する考え方が「四畳半」になってしまうこと。

たった四畳半だけのスペースを心をこめてきれいにしていても

その先へはいけません。

 

ピアノをやっている中で

視野が狭くなってしまう場面は数多くありますが、

例えば「選曲」に関しても四畳半になってしまっていませんか?

 

「今までと全く違うタイプの楽曲に挑戦しよう」

結論はこれだけです。

得意なタイプの楽曲や好きな楽曲ばかりを選んでいると

その分野には詳しくなりますが、

全体的な視野は狭くなります。

 

独学の方はもちろん、

習いに行っている方も

「自分で選曲する」のは大事です。

しかし、

聴く楽曲の視野も広げていろいろ調べておかないと

またいつもと同じように

ただ好きなタイプの楽曲だけを選んでしまう。

 

反対に、

先生がいつも似たような楽曲ばかりを与えてくる場合は

自分で選曲させてもらえるように頼んでみましょう。

先生の好みって意外とあるもの。

例えば、

全員がというわけではありませんが

♬ 門下生に同時に同じ曲ばかりを与えて、指導の負担を減らしている
♬ 常にコンクール受けする楽曲を与えている
♬ 先生が近現代を好まないため、生徒にも与えない

これでは、成長できません。

音楽大学でも

門下生に一年間ずっと同じ楽曲を与えて

コンクールに入れることを目的としている先生が一定数存在し、

大きな問題だと思っています。

学校や賞歴のためになっても

一番勉強できる時期に

学生の音楽視野は広がっていかないからです。

 

話を戻します。

今までの自分から遠く離れたタイプの楽曲を選んでみる。

そして、

中級者以上の方は

「なぜそれを選ぶのか」
「今持っているレパートリーとどう組み合わせて披露できそうなのか」

などといったことまで考えるべきです。

その段階まで達している方は

選曲する時に「この楽曲が好き」という理由以外の何かが必要。

そのようにして音楽の視野が広がっていけば

今あなたが思っているような

「伸び伸びと自由に好きな楽曲を弾く楽しさ」

以上の喜びが得られるようになるはずです。

そして、弾きたい曲も弾きたい時に弾けばいいのです。

 

あわせて読みたい参考記事:

【ピアノ】 レパートリーの増やし方 基礎〜応用まで

 


 

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