記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
コンクールの審査などで
多くの学習者の演奏を聴かせていただきますが、
とても多くの学習者に当てはまる、
「これは絶対になんとかすべき」
と感じる部分があります。
とても基本的なことですが、
これなのです。
これは、
「一生懸命になるほど抜け落ちやすい部分」
と言えます。
「細かいパッセージ」「対旋律」「その他の伴奏」
などが出てくると
懸命にそれらすべてに力を入れてしまう。
結果、大切なメロディが埋もれがちになってしまうのです。
これまでにも何度かお伝えしていますが、
演奏では「役割分担と優先順位を考える」ということが欠かせません。
「メロディ」というのは
ほとんどの楽曲で最も優先順位が高く
聴こえさせるべき要素です。
いうまでもありませんよね。
すべてを鳴らそうとするのではなく、
「どの要素は聴こえさせて、どの要素は遠慮して…」
ということを細かく考えるべきです。
初心者の方は難しく感じるかもしれません。
まずは、
「メロディとバスがしっかりと聴こえるようにし、伴奏は控えめに」
これだけを意識してみましょう。
言葉で書くと当然のことを書いているようですが、
これができていない演奏は
すでに高レベル楽曲を弾いている学習者の演奏にも
意外と多いのです。
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