以下のような経験はありませんか。
弾けるようになってきていた曲があったが、版を変えたら弾けなくなった
大きく3つの理由が考えられます。
◉ 視覚的な全体レイアウトが変わって混乱した
◉ 書かれているアーティキュレーションが変わって混乱した
◉ 書かれている運指が変わって混乱した
◉ 書かれているアーティキュレーションが変わって混乱した
◉ 書かれている運指が変わって混乱した
複数の版を見比べてみると気が付きますが
それらの違いは結構多いもの。
だからこそ、
楽曲がまだ身体へ入っていないうちに版を変えると
イチからとは言わずとも
あるていど後退してしまうのです。
この時期というのは
楽譜の視覚的要素に強くしばられていることが分かりますね。
特に、
暗譜の期間にメインで使用する版を変更することは
原則避けましょう。
記憶していくことにとってマイナス要素が多く、
かならず混乱が生じます。
ちなみに、
暗譜ができて本番で披露した楽曲であっても
まだあるていどは
楽譜の視界的要素に影響されています。
しばらく寝かせてから起こすときにも
版を変えないほうがスムーズに起こせる。
いろいろな版を参照しながら学習するのは
いいことですが、
メインにして使う版は
一冊にしぼっておくようにしましょう。
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