記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
私が発信している記事も含め、
今の時代は情報があふれかえっています。
私が学生の頃は
専門書でも手に入れない限り情報が手に入らなくて困っていたのですが、
今はその逆になり、別の意味で困惑することがあります。
そこで必要なのは
ということです。
以前に、匿名で以下のような質問が来てひっくり返りそうになりました。
「1日練習しないと指がまったく動かなくなるってきいたんですけど、本当ですか?」
私は、
「そうですよ」
と答えることも
「そんなことありませんよ」
と答えることも、どちらも面倒でした。
心の中で、
「1日だけでできるのだから、試してみればいいじゃない」
と思っていました。
そもそも相手の時間をうばって質問する内容ではありません。
驚いたことに、これに似たような質問は本当によく届きます。
前提として、
私は本気で上達したい方を応援したいと思っています。
自分が知っていることを惜しみなくお伝えしたいとも思っています。
しかし、質問内容にうんざりさせられることがあるのも確か。
もっとうんざりしているのは、
こういったどうしようもない情報を流す人と広める人のことです。
内容の大小はあれど、
「1日練習しないと指がまったく動かなくなるらしいよ」
と言い広めているのは、
「1999年7月に人類が滅亡する」と話題になった
ノストラダムスの大予言を言いふらして不安を煽っているのと
何も変わらないのです。
影響されてしまう学習者は、
ふざけているのではなく
本当に心配になって質問してくるのかもしれません。
特にピアノを始めたばかりの入門者や初心者は
私たちが当たり前と思っている内容についてでも
不安に思ったりすることはあるでしょう。
ですから、
情報を出す人物が
自分の専門に自信を持って発信するしかないのです。
そして、
受け取った側も
疑問がつくような内容を広めるときには
もっと慎重に眺めてからにすること。
・・・と言っても、
変な情報が無くなるわけがありません。
私はもう諦めています。
そこで、対策をお伝えします。
おすすめは、
これに限ります。
その際のポイントは、
「ピアノオンリーの専門家」
だけでなく
「指揮者の観点から総合的に音楽を知っている人物」や
私のような「作曲の観点からピアノにアプローチしている人物」など、
複数の視野からピアノ音楽を見つめることです。
2,3人〜多くて5人位までにしておくといいでしょう。
少し言い方がきつくなってしまいましたが、
この先永くピアノを続けていくためにも
あらゆるくだらない記事にほんろうされてはいけません。
いい加減、目覚めてください。
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