【ピアノ】軽いグリッサンドとは?演奏ポイントも

スポンサーリンク
本記事では、
「軽いグリッサンド」とはどのようなグリッサンドなのかについて触れ、
どのように演奏すれば
”軽く” なるのかについても解説しています。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

例えば、

ppp の箇所に書かれているグリッサンドは軽く弾こう」

などといったように、

「軽いグリッサンド」

という言葉をよく耳にしませんか?

 

「軽いグリッサンド」とは、

「一音一音の粒がみえすぎないグリッサンドのこと」

このように考えるのが適切でしょう。

グリッサンドと一言で言っても

その表情には幅があるのです。

 

では、どのようにすれば

「一音一音の粒がみえすぎないグリッサンド」

にできるのでしょうか。

ポイントは

「それぞれの鍵盤を底まで下げない意識でなぞる」

といったやり方にあります。

少したとえは悪いですが、

「床(鍵盤)を、水モップでこするのではなく、ホウキではく」

などといったイメージでしょうか。

鍵盤を押し付けずに

上半分で演奏するくらいの感覚で

最適の加減を探っていきましょう。

 

「底まで下げない」

となると、

音が鳴り損なう鍵盤も出てきそうですよね。

大丈夫です。少しくらい鳴り損なっても。

グリッサンドではそういう少々のアラは見逃されます。

なぜかというと「全体のカタマリで把握されるから」です。

よく考えてみてください。

C-durでもない楽曲で

平然と白鍵でのグリッサンドが書かれていますよね。

こういった例も、

全体のカタマリで

「グリッサンドのサウンドとして、そういった前提として聴かれるからOK」

ということなのです。

 

逆に言えば、

グリッサンドに聴こえる程度のスピード以上で演奏しないと

聴衆はグリッサンドのサウンドとして聴いてくれません。

「白鍵でのグリッサンドは、C-durのスケールを弾いているのとはまったく異なる音楽表現」

と踏まえておきましょう。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

コメント

タイトルとURLをコピーしました