■練習の疲労を翌日に残さないために
♬ 通し練習は1曲につき1日1-2回までにしておくこと
「通し練習」というのは、
集中することで神経を使いますし
ある程度の長さの間、筋肉を使い続けることにもなります。
部分練習でさらっているときよりも多く
身体へ負担がかかります。
「本番前は通し練習だけをやればいい」
と指導する先生に習ったこともありますが、
筆者の考えとしては、
「通し練習は1曲につき1日1-2回までにしておくこと」
これがベストだと思っています。
そのときにしっかりと集中すれば
他の時間を部分練習にあてても
本番前の仕上げとして充分に濃い練習となります。
疲労というのは、
痛みなどが出てきてやっと認識します。
余程でないと練習を中断するほどの決断にはいたりません。
くれぐれも
通し練習で身体を酷使し続けないように
練習の配分を考えましょう。
また、
練習の合間に休憩をとることも絶対忘れずに。
♬ お風呂の中でのグーパー
「お風呂の中でのグーパー」
結構ばかになりません。
また、
以前に専門の方に伺った話によると、
手の平を開いて上を向けているときが
手や腕にとって一番負担が少ない状態であるそうです。
お風呂の中でこのフォームを意識してみるのもいいでしょう。
繰り返しますが、
脱力を身につけていても
練習をして疲労がたまるのは当たり前。
それをいかに残さないかを考えるべきです。
♬ 机上で学べることを上手く取り入れる
すでに身体への負担がたまっていると感じる時には
思い切って机上で学べることを取り入れていくのもオススメ。
「机上でじっくり楽譜を読んでみる」
こうすることで
普段ピアノへ向かっていて見落としていたことを
いくつも発見できることでしょう。
特に、
暗譜する段階まで勉強が進んでいて
細かく楽譜を読むことが少なくなっている楽曲では
改めて楽譜を読み直してみることが
必ずプラスになります。
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