【ピアノ】cresc.が書かれていたら、片手でやる?両手でやる?

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本記事では、
演奏方法に迷いやすい記譜のうち
cresc. を片手でやるのか、両手でやるのか」
について解説しています。

 

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

クレッシェンドをするときに、

「片手だけでおこなう方がいいのか」

「両手でおこなう方がいいのか」

これらの解釈は迷いますよね。

 

結論を言うと、

正解はありません。

しかし、以下のような数点は踏まえておきましょう。

 

♬ 急激に劇的に盛り上げたいのであれば、クレッシェンドをメロディだけでなく「伴奏パートでもサポートしてあげる」のが得策

 

これは、当然と言えば当然です。

伴奏パートでもサポートしてクレッシェンドすることで

盛り上げの効果を一層高めることができます。

一方、

伴奏がメロディを聴こえにくくしてしまわないように

注意する必要はあります。

 

♬ 伴奏だけ遠くで鳴り続けているように聴かせたいのであれば、伴奏は静かなままステイして、メロディだけクレッシェンドするのもアリ

 

オーケストラで言えば、

それぞれの手のパートを

「別の楽器」が演奏しているイメージです。

伴奏は静かなままステイして

メロディだけクレッシェンドさせていくことで

それまでは「弱音」だったそれぞれのパートが

グラデーションしていくような効果を出せます。

 

♬ J.S.バッハ「2声のインヴェンション」のように、それぞれのパートが独立した線を描いている場合は、クレッシェンドは基本的に「片方のパートのもの」と考えるべき

 

2声のインヴェンションには(解釈版でない限り)

クレッシェンドは書かれていません。

一方、ここで言いたいのは

「そのようなポリフォニーの楽曲では」

ということです。

「ポリフォニー(多声音楽)」の楽曲なのにも関わらず

両手で同じような表現をしてしまうと

「ホモフォニー(旋律+伴奏)」の楽曲に聴こえてしまいます。

部分的にそういう音楽になっているのであれば構いませんが…。

 


 

例えば、以上のような判断基準が挙げられるでしょう。

あなたの「解釈」つまり「表現したい内容」に合わせて

考えていきましょう。

 

難しいのはわかります。

しかし、

一番よくないのは

「何となくでやってしまうこと」です。

弾きこんでいるうちに「違うなあ」と思えば

また再考すればいいのですが、

「このように弾こう」というのをいったん決定しておくことが

練習が積み重なっていくためには必要なことです。

 

ちなみに、

特に近現代以降の作品では

「それぞれのパートに個別の強弱が書かれているケース」

もあります。

その場合は分かりやすいですよね。

 

今回はクレッシェンドを取り上げましたが、

デクレッシェンドでも基本的な考え方は応用できます。

 


 

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