【ピアノ】「対比の表現」の見つけ方

スポンサーリンク
「メリハリ」「コントラスト(対比)」
よく聞くワードですが、
それらをどのように表現すればいいのでしょうか。

注目すべきポイントをピックアップして
お伝えしています。

 

メリハリ表現として特に重要なのは、次の5つです。

◉ ダイナミクス( fp の交替など)
◉ アゴーギク(インテンポとルバートの交替など)
◉ テンポの変化(♩= 120 と ♩= 88 の交替など)
◉ アーティキュレーション(軽やかさとレガートの交替など)
◉ フレーズの長さ(長いフレーズと短いフレーズの交替など)

細かなことをみていくと他にもあります。

(参考記事:【ピアノ】オーソドックスな対比表現の一覧

 

これらのどれか一つでメリハリを表現するところがあれば、

組み合わせるところもあります。

重要なのが、

「これらを意識して譜読みをする」

ということ。

 

 「 fp の交替」や「テンポの変化」などは見抜きやすいですが、

それ以外の要素は

意識を向けていないと

対比的要素だと気付かずに

なんとなく通り過ぎてしまいがち。

このような観点で楽曲を眺めてみると

一曲の中にたくさんの対比的要素が

含まれていることが分かるはずです。

 

そして、

見つけた要素は少し大げさに表現してみましょう。

自分では「10」表現しているつもりでも

聴いている人には「3」くらいしか伝わらないのが通常です。

「やり過ぎた」と思えば、

後からいくらでも調整できますので

まずはきちんと表現してみることが重要です。

 

ちなみに、

演奏自体で変えることは出来ない要素ですが、

「バスの位置(低いバスをどこまで黙らせておくか、など)」

こういった要素でも

作曲家はコントラストの工夫をしていることを

踏まえておきましょう。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました