記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
コンクールには「ピアノ部門」「作曲部門」など
各種部門がありますし、
◯◯ピアノコンクール
◯◯作曲コンクール
などと
ひとつの部門しかないコンクールもあります。
私は審査員として
各種審査会に参加することがあるのですが、
ピアノ部門と作曲部門には
審査上、特徴の違いがあります。
あくまで傾向の話ですが、
「作曲部門のほうが、圧倒的に審査員の点数が割れやすい」
ということです。
審査会では
(ある程度の)公平を期すために
通常は数人の審査員で審査します。
ピアノ部門でも
点数が割れることはありますが、
その頻度はそれほど多くない印象です。
一方、
作曲部門では
ひとりの審査員が10点中9点をつけて
別の審査員が1点をつける、
みたいなことが
結構平気で起きるのです。
新作の創作物に対して審査をしているので
仕方ない気もしますよね。
それゆえ、
「最高点と最低点は除外して審査結果をだす」
というやり方をとるコンクールがあるわけです。
(ときどき、ピアノ部門にも見られる採点方法ですが…)
ちなみに
中村紘子さんによる
「チャイコフスキー・コンクール―ピアニストが聴く現代」という書籍は
審査の裏側がのぞけて面白い内容となっています。
それに、すごく辛口の部分も。
興味がありましたら
手にとってみてください。
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