譜例を見てください。
このような「ノーテーション(記譜)」は時々目にすると思います。
ここで見られる孤のマークは
余韻を残して欲しいときに使われるもので
「ヒゲ」
「気分のタイ」
「気分のタイ」
などと呼ばれることがあります。
なぜあえてこのような書き方をすると思いますか?
驚かないでください。
正直、「見た目の問題」なのです。
なんとなく雰囲気が出るから。
作曲家にきいても
おそらく10人中9人くらいはこう答えるはずです。
残りの1人くらいからは
「音を指で残さずにペダルで残して欲しいときにこのように書く」
という答えが返ってくる可能性もアリ。
結局は解釈次第とも言えますが、
そう言って簡単に片付けずに
解釈の幅を知っておかなくてはいけません。
指で残してもいいし、ペダルで残してもいい。
両方を組み合わせてもいい。
どれも間違いではありませんが、
それらの違いは「微妙な音色の違い」に直結するので
求めるサウンドによって使い分けていくことが大切です。
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