演奏方法に迷いやすい記譜 【ピアノ】スラー終わりのアクセントの演奏方法
本記事では、
前回に引き続き「"スラー" と "マルカート（アクセント）"」
という2点に焦点を当てて、
演奏方法に迷いがちな記譜の解釈を解説しています。
次の譜例を見てください。
①は、アクセント音の1つ...
2022-02
演奏方法に迷いやすい記譜 
演奏方法に迷いやすい記譜 【ピアノ】スラーとマルカートは反する表現
本記事では、
演奏方法に迷いやすい記譜のうち、
「スラーとマルカートの同居」についてお伝えしています。
（譜例）
この譜例は私が作成したものですが、
実際のピアノ曲を見てくると
このような「スラー...
譜読み 【ピアノ】音楽の時間の進み方を意識しよう
本記事では、
譜読みの際に読み取るべき内容を
「時間の進み方」の観点から話題にしています。
「時間の進み方」と言うと、
「テンポ変化」のことを真っ先に思い浮かべると思います。
それも大切なのですが、
今回...
役に立つ練習方法 他 【ピアノ】音大における「音楽解釈」の授業
本記事では、
音大で行われている「音楽解釈」の授業の例を挙げています。
音楽解釈は奥深く、
その学び方も有意義なものです。
ピアノ演奏では、
作曲家が残したメッセージをそのまま読み取ることも重要ですが、
それ...
シンコペーション 【ピアノ】アクセント記号を見たら考えるべきこと
本記事では、
アクセント記号を音楽的に読み取るためのポイントを
解説しています。
アクセント記号というと、
「記号が付けられた音を強調して演奏する」
という意味が広く知られています。
もちろんその...
ダイナミクス 【ピアノ】聴衆の耳の「慣れ」を意識して
本記事では、
フォルテの表現を活かすために必要なことを
「慣れ」の観点から解説しています。
ある程度の曲尺がある楽曲では
フォルテ以上のダイナミクスの箇所は
一曲の中で何回か出てくるはずです。
それらを...
ダイナミクス 【ピアノ】演奏における構成力
本記事では、
「構成力」について話題にしています。
中級〜上級者向けの内容です。
「楽曲自体の構成」は
作曲家が作曲時に決めているので
今から変えることはできません。
変えてしまったら編曲になってしまいま...
役に立つ練習方法 他 【ピアノ】一度しか聴いてもらえないと思って演奏しよう
本記事では、
筆者が日頃心がけている内容と関連づけて
演奏にとって重要なことをお伝えしています。
今はインターネットの発達で
いつでも誰でも演奏動画を投稿できるようになりました。
一方、
一度聴いていただ...
役に立つ練習方法 他 【ピアノ】バランスよい演奏のために : まずはこれだけ
本記事では、
バランス良い演奏に仕上げるために
最低限必要なことをお伝えしています。
多くの楽曲に共通する部分に着目してみる必要があります。
「楽曲を成立させている大枠は、メロディとバスによっている」
というこ...
脱力 【ピアノ】脱力の目的の一つとは
本記事では、
脱力に関連して
演奏（特に弱奏）の時に必要な考え方をお伝えしています。
演奏（特に弱奏）の時に
必要なことの一つとして
「鍵盤からの情報を覚える」
というものがあります。
鍵盤を触って...
捨てる、減らす 【ピアノ】目の前の作品に集中するために
本記事では、
目の前の作品に集中するために
学習者が自身に合ったスタイルを見つけることの大切さを
お伝えしています。
小澤征爾さんの著書「おわらない音楽 私の履歴書」（日本経済新聞出版）
に下記の重要な文があります...
アゴーギク 【ピアノ】無闇にタメないこと
本記事では、
「タメる」という
少々誤解を招きやすい解釈について
話題としています。
「タメる」とは、
特定の音に長くとどまったりと、
たっぷり弾く時に使われている言葉です。
この言葉、筆者は使...